資格について

年末に日本計算技能連盟で2級を取得したお子さんが体験レッスンに来ました。一般的には、3級から小数の問題が出てきますが、日本計算技能連盟では、段位にならないと小数の問題がありません。保護者の方はそろばん経験者ではなく、3級以上は小数の問題がある事を知らず履歴書に書けるレベルの2級を取得していたと思っていたのでとてもがっかりされていました。

珠算検定とは、商工会議所と日本珠算連盟・全国珠算教育連盟が行っているそろばんのテストのことを指します。
取得できる級位や段位の違いからも分かるように「商工会議所と日本珠算連盟」「全国珠算教育連盟」と2つに分けて考えるのが一般的です。また、検定の難易度についても商工会議所の1級が、全国珠算教育連盟の2段とみなすのが基本的な見方とされています。
ただし、今では1級も取りやすい時代になっているので、3級~1級のレベルの違いは狭まっています。履歴書に記入する珠算検定の級位は「3級以上からが評価対象である」というのが一般的な意見です。3級未満の級位ではアピールポイントとして弱く、記入する意味はほとんどありません。
そのため、すでに3級未満の級位を持っているのであれば、3級まで級位を上げることをおすすめします。ただし、現在は1級を取得しやすくなっているという背景から、企業によっては1級以上を評価対象としているところもあります。
履歴書には3級から記入できますが、より評価対象としての価値を高めたいのなら、1級以上の級位もしくは段位を取得するようにしましょう。さらに、もう1点注意すべきポイントとしては、商工会議所の珠算検定1級と全国珠算教育連盟の珠算検定1級では、その取得難易度に大きな差がある点です。
上記でも触れましたが、それぞれの難易度を比べた場合、全国珠算教育連盟の珠算検定よりも商工会議所の珠算検定の方が難易度は高いです。ここでいう珠算検定1級は、商工会議所が行う珠算検定のことなので、間違えて全国珠算教育連盟の級位をそのまま記入してしまわないよう、十分に気をつけてください。

所沢ひばりそろばんの生徒さんも3級以上になりましたら、商工会議所での受験となります。商工会議所の試験は、年に3回。
次回の検定試験は、2月12日になります。
ひばりヶ丘の生徒さんは、段位2名、1級から3級は23名が受験予定です。
将来資格として書けるよう頑張って欲しいです!!

所沢ひばりそろばん

所沢市下安松で 2022年9月よりそろばん教室を開校します。 そろばん以外 暗算力は身につきません。 一生の財産になりますので、是非体験レッスンに来てみてください。